【婚約指輪のダイヤモンドの色「カラー」について】
ダイヤモンドは2000万年から数億年前にかけて地球が生んだ奇跡の石です。自然の産物のため、同じものはふたつとありません。そんな誰もが憧れる貴重なダイヤモンドを、客観的に判断できる基準としてアメリカの宝石学会(G.I.A.)が『4C』を考案しました。4Cは、ダイヤモンドの希少性を判断する重要な4つの項目、「Carat」、「Color」、「Clarity」、「Cut」の頭文字から生まれ、購入者は自分が選んだダイヤモンドの正確な情報を得られるようになりました。前回の「Carat」「Cut」に引き続き、今回は「Color」(カラー)について紹介します。
【1.ダイヤモンドの色の違いはご存知ですか?】
ダイヤモンドの理想は無色透明。自然界で見つかるダイヤモンドのほとんどは、グレー、イエロー、ブラウン、ピンクなどの色が付いています。『ダイヤモンド』というワードから連想される無色透明のダイヤモンドは、実は希少性が高くとても珍しい宝石なのです。ダイヤモンドは無色透明に近いほど希少価値が高くなり、細かく鑑定すると最高格付けの無色透明から、グレードが下がるごとに黄色味を帯びていきます。その色はGIA(米国宝石学会)規定のマスターストーンと呼ばれる宝石が基準となり、無色透明の「D」カラーを最高とし、黄色味を帯びるにしたがって「Z」カラーまで、アルファベット全23段階に分けられています。
・無色:カラーレス(D,E,F,)
・ほぼ無色:ニアカラーレス(G,H,I,J,)
・ごくかすかな色味:フェイント(K,L,M,)
・かすかな色味:ベリーライト(N,O,P,Q,R,)
・色味あり:ライト(S,T,U,V,W,X,Y,Z,)
【2.婚約指輪におすすめのカラーとその理由】
婚約指輪には、無色(D~Fカラー)のダイヤモンドがおすすめです。プロポーズのダイヤモンドとして最高ランクのDカラーを選ぶのは、花嫁の純白のウエディングドレスのイメージと重なるためです。純白のドレスには色味の無い無色のダイヤモンドがピッタリ!!という意味合いから、Dカラーが特に人気があります。
【3.後悔しない選び方を】
婚約指輪をお選びになる際、どのようなダイヤモンドとデザインを組み合わせてお作りになるか、様々なダイヤモンドを見れば見るほど何を基準にしようかと迷われるかと思います。プロポーズをお考えの男性様お一人でのご来店が非常に多いのも当店の特徴です。ダイヤモンド、指輪選びは当店にお任せください!