【なぜ、プラチナが人気なの?結婚指輪にプラチナが最適な理由とは】
日本では、8割以上ものカップルに選ばれている素材がプラチナ。男女を問わず圧倒的な人気となっていますが、その理由はどんな点にあるのでしょうか。プラチナが結婚指輪におすすめな理由を詳しくご紹介します。以前のブログで、プラチナ・ゴールドについてお話させていただきましたが、今回はプラチナについて少し詳しくご紹介いたします。
【清楚で純白な輝きが、結婚指輪に最適】
プラチナの最大の特長は、純白な輝き。和名は「白金」と名付けられているとおり、プラチナはもともとが白色の金属で、透き通るような銀白の光を放つため、ダイヤモンドとの相性も抜群です。世界に目を向けてみると、ゴールドの結婚指輪を好む国も多数ありますが、プラチナは日本人の肌色やきめ細かい肌質にも合いやすく、何より日本人好みの清楚でピュアな雰囲気を備えています。
【生産国が少なく、「希少性」は抜群】
プラチナは産出量が少なく、希少性が高い素材です。1トンの原鉱石から取れるのもたった3gほどで、精錬作業にも、他の金属より長い時間を要します。プラチナが比較的高価なのは、こうした希少性の高さが理由です。
【変色・変質しにくい性質】
摩擦や高温などの刺激に強く、温泉・プールなどの水に触れても変質・変色しにくい性質も、人気の理由です。ゴールドやシルバーの場合、硫黄や塩素、漂白剤の成分などで酸化してしまうことがありますが、プラチナは酸にもアルカリにも強いため、日常生活で考えられるあらゆる状況に強い金属です。結婚指輪は毎日着用するもの。「変色・変質しにくいこと」を決め手に、プラチナを選ぶ方も多いようです。
【どんなデザインにも加工しやすい】
プラチナは粘り強く、しなやかな性質を持った金属です。他の金属に比べ柔らかく加工しやすいため、デザイン展開が豊富。表面加工もフラットなタイプから、ツヤあり、ツヤなし等さまざま。ミル打ちなど細かい細工も美しく表現できます。
【地金としての「純度」が高い】
ゴールドやシルバーなどの場合も同様ですが、指輪というのは通常、「硬度」「強度」「粘度」などを高めるために、パラジウムやイリジウム等の金属を混ぜて作られています。プラチナも例外ではなく、たとえば「Pt900」はプラチナを90%、「Pt950」は95%含有している状態となります。ただし、「プラチナを85%以上含有していないと、プラチナと呼ばない」という高い純度基準があるため、最も手頃な「Pt850」のプラチナでも、他の地金に比べると純度が高いものが多いのが特徴です。この点も、ピュアなイメージが好まれるブライダルシーンで人気の理由のひとつです。純度が高いほど高価になりますが、純度100%のプラチナとなると、柔らかく、傷つきやすい特性も出てきます。価格や強度のバランスを考えながら、自分に合った純度のプラチナを選びましょう。なお、金属アレルギーを起こしやすい人は、純度が高い方が症状が出にくい場合もあるので、そのあたりも意識して選ぶとよさそうです。
【色々な側面から、マリッジリングに適した素材】
ジュエリーはもちろん、工業分野でも唯一無二の物質として活用されているプラチナ。「世界で使われるプラチナの1/4が日本で消費されている」というデータもあり、日本人にとってはかなり身近な素材となっています。
ゴールドやシルバーにもそれぞれの魅力がありますが、プラチナは耐久性やダイヤモンドとの相性、デザイン性の高さなどの面から考えても、結婚指輪に適したおすすめの素材です。購入時にはぜひ一度、プラチナの指輪を検討してみてはいかがでしょうか。