HOME トピックス 【山形】パールのピアス・イアリングはどう選ぶ?持っているネックレスと合わせる方法

TOPICS

2023.01.13

【山形】パールのピアス・イアリングはどう選ぶ?持っているネックレスと合わせる方法

【山形】パールのピアス・イアリングはどう選ぶ?持っているネックレスと合わせる方法

冠婚葬祭で必需品とも言われる真珠(パール)は、フォーマルな装いとして「ネックレス」「ピアス・イヤリング」「リング」をセットで持つのが理想とされています。しかし、実際はネックレスしか持っていないという方が意外にも多いようです。今回は、お持ちのネックレスに合わせてピアス・イヤリングを選びたい方必見!セット使いできる真珠の選び方や知っておきたい豆知識をご紹介していきます。

○知っておきたいポイント
丸い珠が連なる真珠ネックレスは、一つ一つの珠が全て同じものに見える方もいるかと思います。真珠は一つのアコヤ貝で一珠の真珠が育ちます。養殖期間は様々ですが、長いもので約1年以上の年月を経て浜揚げされ、ジュエリーが作られていきます。厳密に言うと、一つとして同じ真珠は存在しないのです。

○何を基準に合わせるの?
ピアス、イヤリングだけの購入の場合、比較するべきネックレスの珠の大きさ、テリ、色味を合わせるのが困難な場合が多いです。一連の真珠ネックレスは、大きさ、色、形、など真珠の品質を見極め、同じグレードの珠を集めています。ピアス、イヤリングを作る際も、お持ちのネックレスとの『珠合わせ』が必要になります。

○珠合わせのポイント
【大きさ】
アコヤ貝は大きくなる程高価。大きさの限界は10ミリと言われています。ネックレスの場合、7.5〜8.0、8.0〜8.5(真珠の大きさを中心に向かって少し大きくなる様に繋いでいる為、〜の表示)の大きさが主流です。

【テリ・巻き】
真珠の巻きとは、核の表面に形成される真珠層のこと。テリは真珠層の厚みによって生み出される真珠の輝きです。 真珠は、「核」(厚みのある貝殻を丸く削った物)と、「外套膜」(元々アコヤガイの貝内にある、真珠を作る働きをする部位)をアコヤ貝に入れ込む手術(核入れ)から始まります。「核」に細かく巻いた真珠の輝き(テリ)は、ダイヤモンドを超えるとも言われます。

【形】
真円に近いものが良いとされます。 しかし巻きが厚いものほど形がゆがんでいく傾向にあります。 ネックレスはほとんどの場合、真円に近いものを選ぶため、大きさも巻きの厚さもある程度限定されます。 形が真円ではないものも、その形を個性としてカジュアルなシーンで楽しむことができます。

【キズ、エクボ】
真珠は貝が作る宝石。人工的に作られたものと比べると表面にできるエクボがあります。真珠層は布を巻くような形でできるのではなく、ブロックを積み重ねるようにして出来ます。積みすぎた部分や積み足りない部分がエクボとなります。本物の証であり決して悪いものではありませんが、巻きが厚く真円に近く、エクボの少ない方が良いとされています。

【色】
真珠の色は、主にピンク、ホワイト、クリーム、ブルー、グリーン、ブラック、ゴールドの7色に大別。アコヤではピンク、ホワイト、クリーム系が一般的です。ネックレスは色が揃っている方が良いとされ、お持ちのネックレスの色味と合わせることでセットで着用した際に統一感が生まれます。

○どうやって作るの?
ピアス・イヤリングの製作は珠合わせをして新たに作る方法と、お持ちのネックレスから珠を外して作る2つの方法があります。新たに作成する場合は、地金代+珠代(左右で2珠)、地金の種類により金額も変わります。お持ちのネックレスから珠を外して作成する場合は珠代はかかりませんが、ネックレスとして使っていた珠は、穴が貫通しており直結タイプが作成できない可能性もあるので注意が必要です。真珠の品質、地金の種類により金額も変わります。

○まとめ
真珠のネックレス、ピアス・イヤリングをセットで持つ事は、女性にとって人生の様々なシーンに華を添える意味でとても大切なこと。お持ちの真珠ネックレスを使う際も、ピアスやイヤリングがある事で自信にもつながります。真珠の選び方やリフォームのご相談はもちろん、真珠ネックレスの糸替えや長さの調節などのメンテナンスも行っております。専門知識と資格を持つシニアアドバイザー在籍のヴェルティーへご相談下さいませ。

/